2004年11月に設計・金型・試作部門を統合したテクニカルセンターを開設しました。今回は新規商品の開発を担うテクニカルセンターを紹介します。

■テクニカルセンター

■テクニカルセンターは新規商品の開発（設計から型製作、試作まで）を担う、言わば”モリパックスの頭脳”的な施設です。お客様から頂いたテーマを設計者が図面化し、金型、試作成形までの工程をこのセンターで全て行います。
このセンターの最大の特徴は設計者と金型製作に携わるNCオペレーター、そして成形オペレーターが集まり、毎日のように出来上がってくる図面、金型、成形品を前にディスカッションできることです。迅速にトライアル＆エラーを繰り返し、お客様が望む品質に沿った試作成形品を提供することをポリシーとしています。テクニカルセンターへ打ち合わせに来られたお客様からはその場で評価ができ、不安なところがあっても直接スタッフと相談ができ、迅速に対応してもらえる姿勢には好評頂いております。
テクニカルセンターでは真空成形の一連の工程を見ることができます。お客様のお越しをお待ちしております。

■真空成形品

■皆さん、世の中で真空成形品は意外と身近にありますがご存知ですか？例えば、お祭りで売られているお面、コンビニの看板、バスタブなども真空成形品の一例です。プラスチック成形品と言えば、射出成形品を想像される方が多いと思いますが、金型工期も短く、安価で小ロットから対応できる製法です。
写真の黒いケースも弊社の「e-RACK」という真空成形品です。
ここ最近、射出成形品を真空成形品で代用できないか？などのご相談を承ることが多くなりました。皆様の身の回りで何かあれば一度、ご相談ください。