■環境問題への取り組み

先日、「日本の環境問題への対応状況が、世界149ヵ国の中で21位である」というニュースが出ていました。
この順位をどのように受け止めるのか？については皆様、議論が分かれる事と思います。ただ、ここ最近の地球環境を取り巻く、温暖化や異常気象をはじめとする自然災害については少なからず、何か自分ができる範囲で環境改善に貢献したいと考えている人が多いと思います。しかし、頭では理解しても、いざ実行となると何をしたら良いのか？足踏みしている人が多いのも否定できません。
個人では環境改善活動を推進するのは難しくても会社などの組織では関心が高く、様々な環境改善推進活動を行っています。その中でも特に3Rの推進が盛んです。
3R（スリーアール）とは、環境と経済が両立した「循環型社会」を形成していくために日本が提案しているキーワードです。

＜Reduce＞（リデュース：廃棄物の発生抑制）
省資源化や長寿命化といった取り組みを通じて製品の製造、流通、使用などに関わる資源利用効率を高め、廃棄物とならざるを得ない形での資源の利用を極力少なくする。

＜Reuse＞（リユース：再利用）
一旦しようされた製品を回収し、必要に応じて適切な処置を施しつつ製品として再使用を図る。または、再使用可能な部品の利用を図る。

＜Recycle＞（リサイクル：再生利用）
一旦しようされた製品や製品の製造に伴い発生した副産物を回収し、原材料としての利用（マテリアルサイクル）または焼却熱のエネルギーとしての利用（サーマルサイクル）を図る。

弊社でも「Reduce→Reuse→Recycle」に積極的に取り組んでいます。
1日あたり約5トンのプラスチックシートを取り扱っていますが、その内で製品にならない部分は約2～3割にも及びます。材料巾に対してできるだけ無駄が少なくなるよう、引合・設計段階よりサイズ・レイアウトなどの提案をさせて頂いています。
材料メーカーにて再生シート化するなどの活動も行っています。
資源の消費者としての立場を自覚し、環境にやさしく応えられる企業を今後も目指してまいります。

■地域の行事紹介～はだか祭～

天下の奇祭ともいわれる「はだか祭」は、正しくは「儺追神事（なおいしんじ）」と言い、毎年旧暦の1月13日に行われます。
厄年の男を中心に、尾張一円から、サラシのふんどし、白足袋をつけただけの数千のはだか男が集まります。
午後4時頃、手桶集団と呼ばれる人々からはだか男めがけて水がかけられると、祭りの重要人物、「神男（しんおとこ）」が登場します。はだか男は神男に触れて厄を落とそうと揉み合いが始まり、かけられる水も体熱でたちまち湯気になります。
神男が、はだか男に揉まれ触られ、人々の厄災を一身に受けて儺追殿に達すると神事が終了します。

この儺追神事は、江戸時代末頃に始まりましたが、翌日の午前3時に行われる「夜儺追神事（よなおいしんじ）」は約1240年前の奈良時代、称徳天皇の御世に始まったと伝えられています。
夜儺追神事では、あらゆる厄災をつき込んだとされる「土餅」を神男に背負わせ、境内へ追い出します。神男が家路につく途中で捨てた土餅を神職が埋めると、厄が土に還り、国土の平穏を現出するとされています。

残念ながら平日の開催ですが、稲沢市周辺を通ることがあれば、はだか男の集団に会えるかもしれません。

開催日：2月19日（火）
開催場所：国府宮（愛知県稲沢市）
最寄り駅：名鉄名古屋本線「国府宮」

■小牧シティマラソン

突然ですが、皆様はお腹まわりの贅肉が気になっていませんか？
最近は空前の健康ブームとも言われ、健康食品・健康グッズが巷でもたくさん紹介されています。
我社にも運動不足によって随分と体型が変わってしまった人がたくさんいます。目標が無いと、なかなか運動を始められないということで、思い切って先日の1月27日（日）に開催された「第18回小牧シティマラソン：に初参加してきました。参加者は社員12名。5kmの部に参加し、見事に全員が完走することができました。タイム差は27～45分と散らばっていますが、来年に向けてひとつの楽しみ（目標）ができました。走るのが苦手な型も多いとは思いますが、完走したときの達成感・充実感は何とも言えないものがありました。
この季節になると、書く地域でこのような大会が開催されています。体ひとつで手軽に参加できますので、皆さんも挑戦してみてはいかがでしょうか。