弊社に関する情報や業界の動向、シート成形の知識等でを写真付きのメールマガジンにてお取り引き先の皆様へ定期的に配信させていただきます。突然のメールでお困りの方もあるかと思いますが、失礼をお詫び申し上げます。なお、配信停止のご連絡はmpx_merumaga@moripax.co.jpまでお願い致します。
■『シート成形』について
各地で梅雨入りの発表があり、通勤や週末のレジャーには憂鬱な季節となりました。我社のある東海地方も例年より早く、6月2日に梅雨入り宣言があり、昨今の異常気象が頭を過ぎります。最近では環境のみならず、石油の値上がりも私たちの頭を悩ませ、生活を圧迫しております。大変な世の中になってきました。 さて、今回はあるお客様から、一期一会に書いている「シート成形(Sheet Forming)」は、真空成形と違うのですか?との質問を頂きましたので、ここで少し説明させて頂きます。 シート成形(Sheet Forming)とは『熱可塑性プラスチックシートを加熱軟化させたのち、真空、減圧あるいは加圧、圧縮により外力を加えて変形させると同時に冷却して成形する方法。』とあります。<参照:図解プラスチック用語辞典 1995> 弊社で取り組んでいる成形手法は、真空成形や熱成形と言われるものです。これらの成型法の上位の考え方が「シート成形」となります。この考え方は、今からちょうど半世紀前にアメリカで出版された『Plastic Sheet Forming』という本に既にまとめられています。写真にある文献がそれになりますが大変貴重なものです。私たちも、ある方から初めてこの文献の存在を知り、拝見させて頂くことができました。現在の真空成形、圧空成形、熱成形などの全てが、既にこの中に記載されています。僅かではありますが「シート成形」の歴史に触れることができたような気がして、興奮してしまいました。 最近、幾度と国内、国外問わず、いろいろな成形メーカーを監査してきた方とお話する機会があります。その方からは世界では新しい成形の時代が来ており、新しい時代を理解していくためには、この「シート成形」の考え方が必要になるとご指導頂いております。 「シート成形」についてはSheet Formingの訳語で、多くの文献にその説明があります。参考までに、2つの辞書を挙げておきます。関心のある方は一度、読んでみてください。 ・小川伸:英和プラスチック工業辞典(工業調査会) |
■ISO更新 4月にISO14001(環境マネジメントシステム)の更新手続きが完了しました。4月より新たな気持ちで環境問題を考える中で「スクラップは宝の山」をテーマにあらゆる角度から取り組みを始めることにしました。「環境」と「品質」の両面からテーマを捉え、「スクラップ」を「資源」と位置づけ、排出量に対して100%の再利用を目指します。また、製品生産でのロス・不良は「悪」と位置づけ、品質向上にも力を注ぎ、生産時に排出する資源の数字管理を行います。排出された「資源」は全て分別・管理を徹底し、再利用する予定です。今後、皆様にも成果の一端をご披露できますように全社員邁進致します。 |
■包装タイムス 6月9日発行分の『包装タイムス』(株式会社 日報アイ・ビー)に弊社の記事が掲載されます。この一期一会にて紹介したテクニカルセンターの内容がメインで紹介されており、重複する内容も含まれていますが、新たに輸送試験機器の活用についての記事が記載されています。是非ご覧ください。 |
■ソフトボール大会
昨年に引き続き、今年もモリオカグループのソフトボール大会が6月7日(土)に行われました。梅雨入りするこの時期は、毎年のことながら天気が心配されますが、当日は夏を思わせるような陽射しの中で開催することができました。汗だくの選手たちによる素晴らしい好プレーや珍プレーが飛び出し、大いに会場や応援席を沸かせてくれました。 |
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発行:「一期一会」編集部