2009年2月2日発行 第27号
一期一会

このたびモリパックスではお取引先の皆様に、メールマガジン:モリパックスニュース「一期一会」を配信する運びとなりました。弊社に関する情報や業界の動向、シート成形の知識等を写真付きのメールマガジンにて定期的に配信させて頂きます。突然のメールでお困りの方もおられるかと思いますが、失礼をお詫び申し上げます。なお、配信停止のご連絡はmpx_merumaga@moripax.co.jpまでご連絡願います。

■シリーズ 循環包装1

中部経済新聞

弊社が設計製造した精密機器部材の輸送トレーが、昨年末の中部経済新聞の1面に取り上げられました。
ユーザー様からのご要望に試行錯誤を繰り返し、重量、衝撃、安全性、省スペース、2機種での共通仕様などの数々の問題をクリアし製品化の運びとなりました。この件について今号から数回に分けてご紹介をさせて頂きます。

循環包装《環境負荷低減》
このトレーは、中国から日本への精密機器部材の輸送をダンボールカートンから繰り返し使用出来る真空成形トレーにしたことで、廃棄を必要としない循環包装という新しい物流の形が実現されています。
日本国内に運び込まれたトレーは上下に分けられスタッキングすることで省スペースに分けられスタッキングすることで小スペースになり、中国へ返却輸送され再度輸入時に使用されます。ダンボールカートンと違い、何度も循環して利用することが可能です。
今回の例では今まで輸送先で廃棄されていたダンボールカートンがゼロになり、月間27トンもの廃棄物が削減され、環境負荷低減に大きく貢献する結果となりました。
co2削減物流費の圧縮
《物流費圧縮》
ダンボールカートンから真空成形トレーにしたことで更に多いなメリットが生まれました。真空成形トレーが省スペース化を実現し、コンテナへの積載効率が4割上がり輸送コストが3割削減という飛躍的な結果が出たというお話が伝わっております。真空成形トレーそのものが緩衝材の役割を果たす設計で省スペース化を実現し、なおかつ200キロを越える耐荷重をクリアした重量分散の構造設計が、ダンボールカートンには出来なかった段積み数を可能にしています。それにより物流費の飛躍的な圧縮につながる結果となりました。

更に詳しい内容については次号にて紹介させていただきます。

■現場改善の勉強会

100年に一度とも言われる未曾有の経済不況の中、この厳しい状況を乗りきるために様々な取り組みを行っています。その一環として現場改善のビデオを鑑賞しての勉強会が行われました。
このビデオの講師の指導ぶりは、大手企業を筆頭に高い評価を得ています。
「社員のやる気を引き起こせば、厚情は無限に強くなる」という信念を持ち、駄目な点はハッキリと指摘し、時には厳しいことを言い、また時には突き放して自主的現場改善を求めます。
勉強会勉強会
講師は語ります。「現場にはたった2つのムダしかない。必要だと思って造ったり、買ったりしたモノの【停滞ムダ】と、標準作業やマニュアルによって繰り出す、【動作・運搬のムダ】職場で同じ光景を見て、新しいことを何も発見できない自分になっていないか?目的を持って、現場を見る。そこにはムダを見る目、取る勇気が必要です。」

<視聴した社員の言葉>
「軍隊方式ともいえる厳しい指導ぶりに驚きました。その場で設備を移動させたり、停滞品を厚情の外へ撤去させたりと、指導を受ける管理者たちも面食らった様子です。講師のやり方は、やった事が脳細胞システムのように縦横無尽に繋がっていて、その結果が必ず成果に変わっていくという非常に効率的で分かりやすい方法でした。
いずれにしても“人作り”を強調している先生を見て、改めて人材(人財)作りの重要性を感じ、自分が今すぐにでも変わるべく行動を起こしていきます。」

■春節

旧暦で定められる中国のお正月。2009年は1月26日が日本で言う元旦に当たります。中国では、この旧暦の信念のことを春節(チュン・ジエ)と言い、その日から約15日間、お祭り気分が続く大行事です。
15日間の始まりは、実は1月26日の旧正月の当日ではなく、前日の大晦日から。大晦日の日は「除夕(チュ・シ)」と呼ばれ、一家団欒のご馳走の夕食をとる習慣があります。みんなでご馳走を食べた後は、夜中の23時前後から年越しにかけて放たれる大量の爆竹と花火が始まります。

春節春節
初一(元旦)には、新しい衣服を着て親戚や友人宅に毎年の挨拶回りを始めます。日本語で言う「新年おめでとう」「明けましておめでとう」等の言葉に相当するのが、新年かイラク(シンネェーン クワイラ)、恭喜発財(ゴンシ~ フォーツァイ)です。
旧正月のお祝い期間は2月9日を持って終了。旧暦では1月15日。この日は中国語で「元宵節(ユェン・シャオ・ジエ)」と呼ばれ、小豆やゴマなどの餡の入った白玉団子を一家で食す習慣があります。

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発行:「一期一会」編集部