■会社50年の歩み・沿革

1959年昭和34年創業会社設立以来時代に翻弄されながらコツコツと地道に組立て及び真空成形加工を続けて参りました。
その道中にて人の出会いが如何に大事かを学び、“一期一会”を会社の「座右の銘」として現在に至っております。

【創業（S34年）～20年（S54年）】
従業員数名でスタート。文具商品の部品加工を主に生産し順調に推移する中、スーパーが台頭し始め対面販売から陳列販売（セルフ販売）の販売体制が始まりました。S44年頃より中部地区ではいち早く成形分野（ブリスター）に参入し第二の事業である真空成形のスタートを切りました。

1976年　吹上ホール展示会

当時の製品

【1979年（S54年）～1994年（H6年）】
昭和54年名古屋営業所業務拡大を願い森岡商事株式会社を設立、現本社地に森岡ビル建設。
製造部門をモリオカ　販売部門　森岡商事としてスタート致しました。
森岡商事　モリパックスに社名変更を経て今年30周年を迎えます。

モリオカ新社屋　地鎮式

設立当時の中国　清渓工場

【1994年（H6年）～2009年（H21年）】
日本経済発展の中、海外生産が叫ばれ我々も得意先の海外生産に伴う環境に如何にして対応すべきか苦慮し、時代に新しい可能性を探る為1994年香港に現地法人を設立してアンテナショップ機能と貿易業務開始。
又、2006年中国現地に製造販売が出来る現地法人を深センに設立。
中国華南地区を基盤に日系企業得意先に対してきめ細やかなサービスを心掛け現在に至っております。

S54年（1979年）
20周年記念集合写真

H元年
30周年記念集合写真

H11年（1999年）
40周年記念集合写真

■100％リサイクル緩衝材　EcoGy（エコジー）

このたび弊社では今までにない緩衝材の取り扱いを始めましたので今号から数回にわたってご紹介させて頂きます。
電化製品を買ったときによく見る発泡スチロールなどの緩衝材は、リサイクルや再利用が難しい事をご存知でしょうか？最近は段ボールの組仕切りでの代替品も増えてきました。今回ご紹介するEcoGy（エコジー）は今までの緩衝材が抱えていた多くの問題を解決した全く新しい製品です。
EcoGy（エコジー）とは、発砲製品と同等の緩衝特性をもつ、ポリエチレン製クッション材です。海外ではノートパソコン個装でのHDDドライブヤDVDドライブ個装などの多くの実績があります。

《製品の特長》
・100％リサイクル材料なので資源循環型社会のパッケージです。
・ポリエチレンは柔軟性があり、割れや欠けがなく摩擦による粉の発生もありません。
・リユースに適した包装材です。繰り返し落下衝撃吸収、割れない、欠けない特性はリターナブル包装材にも適しています。
・発泡製品と違いスタッキングが可能で、重ね合わせ時の体積は発砲製品の約1/6程度に。
・使用済み包装材、生産時の端材などの材料は100％リサイクルが可能です。
・使用材料には重金属に関しても厳しい品質管理を実施しています。

《三次元CADによる緩衝材設計》
製品サンプルまたは3Dデータをもとに、製品特性、輸送方法、付属品を考慮し、緩衝特性を満たす最適化設計を提案します。また世界で最も評価の高いLansmort社の落下測定器を用いて緩衝性能の検証を行い、テスト結果のレポートの作成も可能です。

段ボールの組しきりの機能性でお困りはありませんか？EcoGyならその問題を確実に解決します。発砲スチロール緩衝材のコストでお困りではありませんか？EcoGyなら大幅にコストダウンができます。
次号ではさらに詳細をお伝えします。