■「環境負荷低減推進企業」を宣言

モリパックスは「環境負荷低減推進企業」を宣言し、本年度の方針としてすべての梱包、輸送に関して環境問題を意識し、梱包材のリユース推進と輸送方法の改善に取り組むことを挙げました。
物を長期間使用すること、また長期間使用できる工夫をすることは環境負荷低減に大きく貢献します。今回はEPS（ビーズ法発泡スチロール）のトレーを真空成形品にしたことで大きな効果を出した事例をご紹介いたします。

■EPSトレーから真空成形トレーへ

工場内のロボット自動化ラインで使用されていたEPSの5倍発泡トレーについてお客様から相談を受けました。EPSはもろくて割れやすく長期間使用していると異物が発生する問題あり、また金型準備費がかかるので小ロット製品のトレーが新規で作れずに現在のトレーを切削し改造して使用しているということでした。その問題点を解決する異物発生の無い小ロット対応のトレーの開発に取りかかりました。

まず異物の発生を無くすために発泡品から真空成形品を提案いたしました。ソリッドのシートを成形するのでEPSよりも強固で割れや欠けの問題を解決します。次にシート厚しかない真空成形品をEPS用の現状のラインに対応できる設計が求められました。
その課題をクリアするために収納部分のロボット対応機能（トップ）と外枠の自動ライン対応機能（ボトム）の2パーツを組み合わせたセットトレー方式を提案いたしました。

できあがったセットトレーはソリッド材のPS成形品を使用し異物発生も無く、現行のロボット自動ラインに対応可能なトレーになりました。また費用についても小ロットだったこともあり発泡製品と比べたシミュレーションでは金型費用、製品単価ともに大幅なコスト削減に繋がりました。
今後、新しい製品用にトレーが必要になった場合ボトムトレーをユニットとして、収納のトップトレーだけを変えることでロボット自動化ラインに対応したトレーを小ロットでも安価につくることができます。
モリパックスでは長期間使用できる工夫をして環境負荷低減とコスト削減に大きく貢献できる方法を探求していきます。

■社内教育

4月17日（土）に、部課長を対象に「コミュニケーションのとり方」のテーマで社内勉強会を開催しました。講師に、弊社の社会保険労務士の大野貞幸氏をお迎えし、今話題となっています「パワハラ（パワーハラスメント）」を中心に講義を受けました。様々な事例を基に意見交換をしましたが、部下を管理・指導する立場にある管理職にとって、叱咤激励・指導と嫌がらせ・いじめの区別はとても難しく、コミュニケーションのとり方を見直す様々なヒントが講義内に隠されていたのではないかと思いました。相手によって受け止め方は様々です。部下を理解・尊重した指導の態度や言葉遣いに気を付けるだけで、少しは人間関係や職場環境も改善されると思われます。
また、社内のみに限らず、取引先・家庭内・友人間・・・様々な場面においてコミュニケーション能力を磨く事が良い人間関係を築く原点となっている事も改めて感じました。今後も、様々な勉強会の場を設け、社内教育・人材育成に注力していきたいと思います。
（モリオカグループ　総務部）

■タワーズフラワーガーデン

ＪＲ名古屋駅のタワーズテラスで、春から初夏への季節のうつろいが演出されます。色とりどりの花や花木でデコレーションされた都会のオアシスとして、華やかで心和む空間が広がります。3期にわけて装飾が変わり、夜間はライトアップもしているそうです。
私が足を運んだ時は母の日をイメージしているかのように赤やピンクを基調としたデザインでした。デコレーションもとても可愛らしかったです。

開催期間は2010年3月20日～6月13日となっています。
アーチ型のベンチなどもあるので休憩しながらお花を眺めることも出来ますよ。
入場は無料となっていますので、近くまで来られた際には皆様も一度足を運んでみてはいかがでしょうか。詳しい情報についてのご紹介もさせて頂きますので、必要な方はご連絡下さい。