■「環境負荷低減推進企業」を宣言

日本における循環型社会の形成を推進する基本的な枠組みとなる「循環型社会形成推進基本法」が平成12年6月に制定され、廃棄物・リサイクル政策の基盤が確立してから10年が経ちました。そのなかではゴミの発生抑制であるリデュースを最優先するよう定めています。
モリパックスは「環境負荷低減推進企業」を宣言し、本年度の方針としてすべての梱包、輸送に関して環境問題を意識し、梱包材のリユース推進と輸送方法の改善に取り組むことを挙げました。以前から紹介をしている緩衝性能を損なわずに何度も使用できるEcoGy（エコジー）について、緩衝材としての機能性をほかの緩衝材と比較をしながらお伝えしていきます。

■シート成形による緩衝材　EcoGy（エコジー）

一般的に緩衝材と呼ばれるものは幅広く、内容物を包んで保護するプチプチと呼ばれるエアキャップからウレタンフォームなどのクッション材。形状を持ち内容物の保持と保護を行うEPE緩衝材。また紙仕切りやパルプモールドでも緩衝性能を持ち合わせたものが多く見られます。それら緩衝材の分野にまったく新しいシート成形による緩衝材であるEcoGyが誕生しました。

EcoGyの特長は100％リサイクル可能なポリエチレン製という部分を大きくお伝えしてきました。ポリエチレン素材はEcoGyの代表格ですが材質に関わらず緩衝性能の有するシート成形品をEcoGyと総称しています。内容物を保護するために材料の選定から緩衝設計を行い、落下検証や耐久試験を行って完成に至ります。ケースによってLDPEよりもPPのほうが緩衝性能が高い場合はPP材質のEcoGyができあがるのです。緩衝性能を損なわずに何度も繰り返し使用できるＥｃｏＧｙを、御社の物流システムにあてはめることができれば大幅なコストダウンへの道が開けます。

弊社では緩衝材を設計するうえで、内容物の製品特性、輸送方法、付属品を考慮し、緩衝特性を満たす最適化設計を提案します。求める緩衝材のかたちをいち早く導き、スピーディー且つ効率よく開発を行います。高い緩衝性能を求められる精密機器などにはLDPEのシート成形品を、またコストを最優先しワンウェイで使用されるケースにはダンボール加工品による緩衝材も設計し提供致します。輸送包装でお困りの場合には相談ください。広い選択肢の中から最適な緩衝材を提案致します。

■～地域の行事紹介～尾張津島天王祭

日本三大川まつりのひとつに数えられる「尾張津島天王祭」。今年もこの季節がやってきます。
前年は巻藁船（まきわらぶね）が出てくる直前に雨が降り始め、船が出ないか危ぶまれましたが無事に開催されていました。

『宵祭』は午後7時頃から如意点灯（提灯に点灯すること）が始まり、午後9時頃に、5艘の巻藁船が車河戸から天王川に漕ぎ出します。ゆっくり5艘の巻藁船が目の前を横切っていくのですが、水面に365個と言われている提灯の数が映る様はとても厳かで神秘的です。巻藁船が折り重なって見える様は幻想的で、見る人々の心をとらえて離しません。
次の日の朝から始まる『朝祭』も前日の『宵祭』とまた雰囲気が違い、とても印象的です。この『朝祭』は少し前に到着すると、船の準備している貴重なショットを間近で見ることが出来ます。『宵祭』の巻藁舟が一夜のうちに作り変えられた車楽舟（だんじりぶね）の細やかな作りを朝の光を浴びて見ることが出来るのでこちらもオススメですよ。
近くまで来られた際には皆様も一度足を運んでみてはいかがでしょうか。詳しい情報についてのご紹介もさせて頂きますので、必要な方はご連絡下さい。

開催日：2010年7月24日（土）・25日（日）
開催場所：天王川公園（津島市）