■社内プレゼン表彰式

モリパックスでは毎月1回の社内プレゼンを行うことで商品力、説明力を向上させ人間力を高めることに努めております。各営業部員の提案力と説明力を強化し、豊かな表現力を身に付け、自社及び自分に自信をつけることを主旨にしております。
社内プレゼンテーションの場を利用して、営業活動の基本の一部である提案能力を発揮し、受注への活力を湧かせることを目的としています。
31期プレゼンは平成21年12月25日の表彰式で幕を閉じました。総数22件、15名の参加で一昨年から少し参加者が増えたことは大変喜ばしいことでした。しかし、この一年は各発表者がテーマの選択と発表内容の表現にかなり苦労した一年だったことを伺わせるものでした。その中で最優秀に選ばれたのは、モリパックス設計部　後呂係長の「真空成形トレー設計技法」です。使用目的に合わせてトレーの段積み方法を変える提案を、設計者の観点からプレゼンを行いました。昨年11月の一期一会36号で簡単にですが要旨を紹介しております。
今後も高めた提案能力を日々の受注活動に活用し、お客様から“よし分かったおまえから買ってやる”と言われることを目指していきます。到らぬ点が多々ありますが、皆様のご指導、ご鞭撻のほど宜しくお願いいたします。

■真空成形トレー　～設計技法の紹介～

昨年の11月の一期一会に載せた内容ですが、社内プレゼンの最優秀を頂きましたので再度紹介いたします。独自のノウハウもあり詳細はお伝えしきれませんが、この例に限らずお困りのことがあれば何でもご相談下さい。
テクニカルセンター　商品技術部　係長　後呂周作

真空成形トレーの「反転積み重ね」とは、真空成形トレーを言葉のとおり、上段に積み重ねるトレーを180度回転させ、積み重ねていく方法です。このようにすることで、真空成形トレーどおしで荷重を支えることが可能となり、収納製品へのダメージを軽減させることができます。

◆事例1
収容数 50個/段×5段＝250個	製品収納ポケット部をトレーのセンター から意図的に位置をずらすと、反転段済みし た時、図1-1のような状態となり、トレー 同士が荷重を支えあう状態となります。
◆事例2
収容数 45個/段×5段＝225個	製品収納ポケット部の一部に形状を付加 すると、反転段積みした時、図2-1の ような状態となり、トレー同士が荷重を 支えあうような状態となります。
◆事例3
収容数 40個/段×8段＝320個	製品収納部より製品が飛び出すような 設定とし、反転段積みした時、図3-1の ように製品間の隙間に飛び出した製品部位 が収納されるようにします。 ※最上段はフタとして使用

◆まとめ
事例を3件、紹介致しましたが、それぞれに特徴があり、収納製品形状や梱包条件に影響を受けるため、万能な手法ではありません。しかし、梱包イメージを持つことは、具体的な案件において打合わせ等も速やかに行うことができるようになります。今後の参考にご活用頂き、ご相談頂けることをお待ちしております。

■第20回 小牧シティマラソン

一昨年から参加を続けている小牧シティマラソンが1月24日に開催され、今年も社員や家族など11名が完走を目指して参加しました。当日は大変暖かく、澄み渡る青空の下で10kmに分かれて大変気持ち良く走ることが出来ました。結果は全員が完走をし、好天に恵まれたこともあり、多くの者が自己ベストを更新する結果になりました。日頃からマラソンを続けているわけでなく、大会の前に練習を始める者が多いのですが、走り終えた後は皆一様に達成感と充実感に満ちています。この時期は多くのマラソン大会が開催されていますので、皆様も走れるという喜びを感じてみてはいかがでしょうか？

■中国の春節

春節（チュン・ジェ）とは中国の旧暦のお正月です。2010年は2月14日が日本の元旦にあたります。春節は中華圏で最も重要とされる祝祭日であり、新暦の正月にくらべ盛大に祝賀され、中国大陸や台湾のみならずシンガポールなどの中華圏国家でも数日間の祝日が設定されています。
今年の正式な国民の休日は前日の13日から19日までの7日間ですが、外地労務者は田舎で春節を重要視しているため、元宵節（旧暦15日）が終わるまで田舎にとどまります。親が田舎にいて帰郷する人や旅行に行く人もこの時期にまとめて休みをとります。

祝日前に春節用の物品の買い入れ、新装の縫製、かまど神様の祝祀、祖先への追憶など大晦日には家族団らんの食事をします。元日には人々が互いに新年の挨拶を交わしたり、元宵（もち米の粉に餡を入れたもの）を食べ、酒を飲み爆竹をならして旧年を送り新年を迎えます。疫病を追い払い新しい年の五穀豊壌を祈願する意味で、都市と農村では人々が竜の舞いや獅子舞いをし、「秧歌」（田植え踊り）や灯ろう大会などの娯楽活動が盛大に催されます。

元宵

灯ろう大会