■新年にあたり～深耕と開発への挑戦～

新年明けましておめでとうございます。昨年は皆様よりご厚情賜り深く感謝申し上げます。

さて、昨年は年の瀬迫る12月にアベノミクスの真価を問う総選挙が行われ、安倍首相の続投、そしてアベノミクスによる日本経済の回復に国民も期待を寄せていることが分かりました。しかし、我々中小企業はまだアベノミクス効果による恩恵を感じることは出来ませんし、円安が進行し輸出産業には追い風経済となった一方、輸入物価が高騰し原材料価格が上昇した結果、消費の低迷を招いています。安定した日本経済の早期構築を望むばかりです。

日本経済は不安の一途を辿っておりますが、昨年はスポーツの分野は大いに盛り上がった年でもあったと思います。ソチオリンピック、サッカーW杯ブラジル大会、そしてテニス。2020年の東京オリンピックで活躍が期待される若者の台頭と躍進から目が離せません。

弊社は4年後の2019年に創業60周年を迎えるにあたり、「深耕と開発への挑戦」を掲げ中期計画を策定しました。長年構築してきた弊社の技術を守り、そして新たな市場や顧客、技術を開拓・開発していくことに挑戦します。更に、中期計画初年度の今年は、世界を相手に交渉する時代を意識し「ネゴシエーション＝交渉力」をスローガンとし、文化も言葉も商習慣も異なるグローバルな経済環境の中で戦える盤石な体制を整えることは弊社の更なる発展に欠かせない課題と捉え、全社一丸となって挑戦して参ります。今後ともご指導の程よろしくお願い申し上げます。

皆様のご健勝とご多幸を祈念し、新年の挨拶とさせて頂きます。

※新年祝賀式で、改善活動に対する表彰式を行いました。モノづくりにおいて「改善」は永遠のテーマであります。2008年からスタートした改善活動も今年で7年目を迎え、社内での改善意識も浸透してきているように感じます。技術の「深耕」に改善は不可欠でありますので、今年は更なる改善意識を持った取り組みにできるよう盛り上げていきたいと思います。

■モリオカグループ55周年感謝の集い

昨年モリオカグループはお陰様で創業55周年を迎えることができました。これもひとえに皆様の長きにわたるご支援の賜物と深く感謝申し上げます。弊社が創業時から大切にしている人と人との繋がり「一期一会」をこれからも弊社の財産とし、60周年、70周年そして100周年に向かって社員一同、一層の努力を致す所存です。これからも皆様から信頼され、必要とされそして愛される会社になれるよう誠心誠意取り組んで参りますので、引き続きご指導とご愛顧を賜りたくお願い申し上げます。