明けましておめでとうございます。令和4年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。また、昨年は多大なるご厚情を賜り深く感謝申し上げます。
新型コロナウイルス感染症は、少し落ち着きが見られるものの、新たな変異株の感染者が増加傾向にありまだまだ安心できない状況ですが、一日も早い終息を願い、弊社も引き続き感染防止対策を続けて参ります。昨年心に残ったイベントとして、東京オリンピック・パラリンピックが無事に開催されたことが印象深く残っています。延期や無観客など紆余曲折はありましたが、コロナ禍においても世界がスポーツで一つになれることを実感した、歴史に残るとても意義のある大会だったように思います。
さて、弊社としては「原点回帰」を掲げ今年で3年目に入ります。昨年は新社屋が無事に稼働し、ものづくりの新しいスタートを切った一方で、国内営業所の閉鎖など、長年の活動に終止符を打った年でもありました。外部環境が凄まじい速さで変化する中で、当社の企業運営も大きな変化を求められています。特に、環境問題は大きな課題として受け止め、プラスチック製品を扱う当社も、問題解決に向けてあらゆる可能性を求め知恵を振り絞っていきたいと思います。新年早々より、原料コストの高騰、サプライチェーンの混乱、デジタル化推進への法改正など大きな壁が立ちはだかっていますが、皆様との「ものづくり共創」の中で、知恵や情報、ノウハウをお借りしながら、一歩ずつ皆様と共に前に進んでいきたいと思っております。
最後になりますが、今年の干支は「壬寅(みずのえとら)」です。壬寅は、厳しい冬を超えて、芽吹きを始め、新しい成長の礎になる年と言われています。先行き不透明な政治・経営環境下ですが、コロナ禍の2年間で地道に取り組んできた活動が実を結び、モリオカグループの更なる飛躍に繋がる1年にしていきたいと考えておりますので、本年もご指導の程よろしくお願い申し上げます。
皆様のご健勝とご多幸を祈念し、新年の挨拶とさせて頂きます。
2022年1月
モリオカグループ
代表取締役社長 住田裕子