VOICE

モリオカグループのひと

VOICE - 01

営業

モリパックスのさらなる
グローバル化に貢献したい。
私は、香港人の父と日本人の母との間に生まれ、大学進学を機に香港から単身で来日しました。自分のルーツである日本のことをもっと知りたいと思ったからです。 モリパックスの存在を知ったのは、就職活動中に参加した合同説明会。プラスチックパッケージ製造のオンリーワン技術を持っていること、中国と香港にも事業拠点があることに魅力を感じ、「ここで働いてみたい!」という気持ちに。採用担当の方が親身に相談に乗ってくださったことも好印象でした。 入社後は営業部に配属され、国内外のお客様にモリパックスの製品や技術を広める役割を担っています。当社製品は基本的にカスタムメイドのため、お客様との入念な打ち合わせや社内検討をした上で、仕様を固めていかなければなりません。技術的なハードル、納期や予算の調整など、プロジェクトごとにさまざまな困難に遭遇しますが、それらを乗り越え、納品時にお客様の笑顔を見た時は大きな達成感が味わえます。また、貿易業務などで得意の語学力を生かせる場面が多いのも、やりがいにつながっています。 職場は風通しが良く、温かな雰囲気。部門間の壁がないので、「こういうことはできるかな」とアイデアが浮かんだ時、設計や製造の先輩にも相談しやすく、知識の引き出しをどんどん増やすことができます。新しいことにも挑戦でき、周囲の誰もがそれをポジティブに見守ってくれる…そんな恵まれた環境で経験を蓄えていくことが直近の目標。そして、ゆくゆくは生まれ育った香港と日本の揺るぎない架け橋となり、モリパックスのさらなるグローバル化に貢献したいと考えています。

VOICE - 02

設計

新しいことにどんどん
チャレンジできる職場。
子どもの頃から手を動かしてモノを作るのが大好きだった私にとって、製品設計の仕事は天職だったのかもしれません。ひと口にプラスチックパッケージといっても、さまざまな加工方法があるのですが、モリパックスが得意としているのは「真空成形」。板状のプラスチックを加熱軟化させてから金型にセットし、真空吸引することで、思い通りの形状を得る方法です。吸引する金型の穴をどう開けるかの発想次第で、原理としては複雑な形状にも対応できるのですが、そのぶん、仕上がりの精度や強度、耐久性を維持する調整が難しく、一人前の設計者になるまでには年単位の経験を要します。実際、私も少しできるようになってきたと思ったら、また次の壁にぶつかることの繰り返しで、知れば知るほど、真空成形の奥深さを実感しました。だからこそ、初めて1人で設計を任され、製品が量産体制に乗せられたのを見届けた時の喜びは今でも覚えています。 入社以来、「ポリスチレン素材の曲げ加工」など、当社では前例のなかったプロジェクトにも多く携わり、設計者として充実した日々を過ごしてきました。しかし、私たちの挑戦に終わりはありません。テクノベーションセンター設立を機に、提案の初期段階から営業の商談に同行する取り組みを新たにスタートし、環境対応など、より高度化・複雑化するお客様のニーズを肌で実感しています。不可能と思えることにも果敢にトライし、道を切り開く。そんなモリパックスのモノづくりを今後もチームワークで実現していきたいです。

VOICE - 03

技術

より働きやすい環境を
求めてモリパックスへ。
以前は小規模な射出成形工場で、技術者として働いていました。やりがいのある仕事でしたが、入社して10年になるのを機に「より働きやすい環境で自分の可能性を広げたい」と思い、転職を決意。そんな時、縁があったのがモリパックスです。充実した福利厚生や社内制度にも安心感を覚えましたが、一番惹かれたのは、開発から製造までの一貫体制で、他社がやっていないことにどんどんチャレンジしていくモノづくり。この会社なら、転職にあたって思い描いた理想の働き方が叶いそうと感じました。 入社後、私が担当しているのは、真空成形機のマシンオペレーションです。製品ごとに異なる金型を生産の都度交換し、実際に機械を動かしながら成形条件を調整していくのが主な仕事。真空成形はその日の機械コンディションなどの影響を受けやすく、試作時に設定した数値で同じ精度が出せるとは限りません。そこに難しさがあるのですが、上司や先輩方にアドバイスをいただきながら、知識と技術を身に付けてきました。自分の携わった仕事がモリパックスの信頼につながっている実感を日々味わいながらスキルアップしていく。その手応えが、自分にとってのモチベーションになっています。 仕事一辺倒だった前職と比べて、年間休日が大幅に増えました。土日は買い物に出かけたり、両親や兄弟を食事に誘ったりして、リフレッシュしています。「オンオフのメリハリを付けて働こう」という考え方が社内に浸透していて、ワークライフバランスを自然に実践できるのも、モリパックスで働く魅力の1つだと思います。

VOICE - 04

技術

モノづくりの楽しさや
やりがいを実感する毎日
以前は異業種で働いていたのですが、子どもの頃から興味のあったモノづくりへの思いが募り、職業訓練校でCAD/CAMの勉強をして転職活動に臨みました。モリパックスを選んだのは、説明会に参加した際にアットホームな雰囲気を感じたから。採用担当の方が会社の強みや具体的な仕事内容について丁寧に教えてくださり、入社後のリアルなイメージが描けたこともプラスになりました。現在は、抜き型(トムソン型)の仕上げ工程をメインに担当しています。抜き型とは、真空成形で成形された製品の外形等をくり抜いて完成形に仕上げるための治工具。モリパックスの技術とノウハウが多く詰まっていて、お客様製品ごとに一つひとつ、図面を見ながら手作業で仕上げていきます。細かな作業が多く、集中力を要しますが、完成したトムソン型が実際に製造ラインで使われているのを見ると、特別な気分に。モノづくりの楽しさややりがいが味わえます。入社前に抱いた印象の通り、モリパックスは職種や年齢などの壁がなく、社内のコミュニケーションがとても活発。私もわからないこと、もっと知りたいことがあると、先輩方に質問するのですが、どんなに忙しくても手を止めて温かく教えてくださるので、安心して仕事を進めることができます。最近では仕上げの前工程である刃物加工など、携わらせてもらえる仕事の幅が増えてきました。とはいえ、先輩方の熟練した職人技には当然のことながら、まだまだ及びません。これから地道に経験を積んで、いつか「抜き型のことは彼女にまかせれば安心」と社内で認めてもらえる存在になりたいです。

VOICE - 05

製造

女性も活躍できる場所が
たくさんある会社です
モリパックスに入社したのは1人目の子どもが5歳、2人目の子どもが3歳になった頃です。それまで5年間、専業主婦をしていましたが、家族の将来を考え、一念発起。当時新しく立ち上がったばかりの稲沢工場で準社員を募集していることを知り、私もここでがんばってみようと思いました。「女性が製造業の現場で働く」と聞くと、大変そうなイメージを持たれるかもしれません。でも、モリパックスには、女性も活躍できる場所がたくさんあります。たとえば私が担当しているブリスター加工は、お客様のさまざまな商品を、店頭でよく見る透明なプラスチックで覆われたパッケージに組み立てていく仕事で、女性らしい細やかさや手先の器用さを発揮することができます。加えて私は約20名のパートさんへの作業指導やシフト管理も担っているので、責任重大。常に品質と納期の遵守を念頭に置いて業務に取り組んでいます。気がつけば入社20年目。周りの環境に恵まれ、やりがいを感じながら楽しく仕事を続けてきました。そんな毎日の取り組みを振り返る時、「モリパックスに入ってよかった」と実感します。いま女性が仕事と家庭を両立することは当たり前になりつつありますが、「働きやすさ」は会社によって異なるのではないでしょうか。その点、モリパックスは「困ったときはお互いにフォローし合おう」という企業文化がしっかりと根付いていて、実際に私もさまざまな場面でみなさんに助けていただきました。仕事も家庭も大切にできるモリパックスを、さらに魅力的な会社にしていく一助となることが今後の目標です。どうしたらチームメンバーがもっと作業しやすく、もっと効率よく、もっと生き生きと働けるか。その答えを求めて、私らしくがんばっていきたいと思います。